絆という酒

平成18年度「家族のきずな」エッセイ作品 茨城県知事賞をご紹介致します。
感動しましたもので、、、
優秀賞
● 茨城県知事賞
 
絆という酒
新井 淳也(あらい じゅんや)(37歳) 茨城県古河市
 知的障害児の息子が誕生して8年が過ぎようとしている。世間から見れば「お気の毒に」と思われるかもしれないが、我が家にとってはこの上ない幸せである。もちろんその幸せを掴むまで(理解するまで)には何年もの歳月が流れ、苦しく悩んだ日々もあった。しかしながら本当の幸せとは何なのかを知り、家族の絆を実感できるのは、息子がいたからに違いない。
  よその子供が数日で習得することも息子は1年かかることもある。それを黙って見守る女房。それを根気よく同じ目線で教える5年生の長女。最近、娘は息子と姉弟喧嘩ができるようになったと本当に嬉しそうだ。そんな光景を「つまみ」に飲むビールも2本目。女房の呆れ顔をよそに「パパ! ビールのむう?」と息子がビールを注いでくれる。せっかくだからと断れずに今日も御満悦の一日だ。息子よ! 次は日本酒を頼むぞ。銘柄は「絆」。

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