今年一月長男が突然死亡するという不幸におそわれました。私達夫婦は気持ちが動揺し、これからこの子の供養をどのようにしていくかなど、最初のうちは気がまわりませんでした。 四十九日の法要がすみ、いずれにしても墓を作ってやらねば本人もあの世で安らぐことは出来ないだろうと思って、百ヶ日が過ぎた頃、お寺さんの勧めもあり栄町の「まみうだ石材」に足を運びました。 店にはたくさんの見本がありましたが、妻は絶対洋式が良いということで、その日のうちに見積をお願いして帰りました。色々考えましたが、「まみうだ石材」さんのアドバイスもあり、五月初旬には納得できるお墓(インド産クンナム石の洋型墓石)の見積り書が出来上がりました。 約一ヶ月を経てお墓は完成し、六月十九日(金)午前十一時より開眼式の運びとなりました当日は前日まで降っていた雨も上がり素晴らしい日和となりました。 黒くピカピカに光った墓石、色鮮かな花々や供物、その前でお坊さんの読経が山復の墓地に響き渡り、その間私達は無我の境地にありました。 お寺の墓地は高台にあって平地を見渡し、静かなたたずまいの中にあります。緑に囲まれ空気はおいしく最高の立地条件かと思います。こんな墓地に安らかに眠ることになった長男はあの世できっと幸せになるであろうと確信しております。 最後に開眼式に立ち会って下さった副住職さんをはじめ、まみうだ石材の従業員・職人さんには色々こまごまとした仕事を手際よくやって頂きよい開眼式が出来たことを感謝申し上げます。