石屋六代目がこっそり教えるお墓づくりのココがポイント3!

<特集.3>墓石(石)選びのポイント

6代目
6代目
 

1.日本の石と世界の石

 石選びのポイントは一言で言えば「良質の国産の石を使う事」です。

 もちろん石の種類(黒みかげ石など)によっては外材(外国の石)を使用したほうがいい場合もありますが、おしなべていうなら国産の石を使うべきです。

 それでも今は外材(外国の石、特に中国産やインド産)が多く使用されております。もちろん当社でもその傾向はありますが、多少予算がある方やおもい入れのお墓を建立したい方には国産の石をお勧めしております。

 今はなぜ外材(外国の石、特に中国産)が多く使われいるのでしょうか。

 それは中国産の石は安いという事と、以前にくらべて技術も向上してきているの2つの理由が上げられます。もちろんそれらの事は事実ですし「ある程度のもので安く仕上げたい」と言われる方には外材をすすめております。

 今の経済状況からしても外材が多く売れるのもよくわかりますし、世界の工場である中国などの勢いは到底止める事は出来ないと思います。これは石材業界に限った事ではありません。
  しかしながら、本当に良品の石は日本の石で日本の職人が造ったものです。その理由は先に述べました中国やインドの技術は、あくまで「ある程度の物」であって、我々プロが見てほれぼれする技術にはまだまだ及びません。石によって磨き方を変えたり、加工方法を微妙に変える事はいくら説明しても真似する事は出来ないのです。石材店によっては『中国でも日本でも石は同じで国産は人件費が高いだけだ』などと言う人がいますが、本当に石の事がわかっている人はそんな事は言いません。プロは加工された石を見るだけで職人が丹精込めて造ったものかそうでないものかは一瞬でわかります。素人の人でも何年もその墓石と対面したり他家の日本産の墓石と見比べたりすれば違いがわかってきます。しかし、工事が終わってからそれに気が付いても遅いのです。ですから私共では最初からこだわりをもった材料や加工、工事をお客様に自信を持ってお勧めしているのです。


2.地元の石を使う

 これは国産の石を使用した場合ですが、「地産地消」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これはいろいろな意味がありますが、例えばその地域で採れた野菜などをその地域の方々が食するという意味として使われます。こうした考え方は石材業界でも最近注目されています。地元で採れた石材を地元の職人が手間ひまかけて丁寧に造る。私共は、「日本で取れた石を日本人のお墓に使う」と言い換えて捉えています。
  料理もお墓も今までは「ファーストフード」(より早くより安く)ばかりが光を浴びて参りましたが、これからの時代は手間ひまかけて心のこもった品のほうが優先されてくるのではないでしょうか。もちろん「ファーストフード」を否定するつもりはありません、それはそれで社会的な意味はあります。私共としましては、これまでお客様に「ファーストフード」しか勧めなかった事を反省して、「少し高いけれど「スローフード」もありますよ」と言える石材店に衣替えをしていこうと思っています。


3.お墓は三代100年のお付き合い

 それともう一つ大切な事は、あなた様が建てたお墓は自分の代だけでなく息子そして孫の代まで続くという事です。私も六代目ですので、うちの三代目、四代目が建てた方のお孫さんが新しく建て直すケースが出てきております。先日もうちの四代目が書いた当時の見積りと図面を持って来店されたお客様がいらして、私のほうがびっくりした次第です。その方のおじい様は立派な石(小松石)で建てられておりまして、その隣に同じ石で建立されました。  

 この方のように「うちのおじいちゃんは先祖を大切にしてたんだなぁ」と子孫の方達に思われることは何と素敵なことでしょうか。(「大きなお世話だ」と言う声が聞こえてきますね.....)でも高級な車でもせいぜい10年ぐらいの付き合いでしょう。家でさえ30年とされておりますが、お墓は軽く100年はもちますので、その事もよくよくお考え頂いて建立をご検討ください。

もっと詳しく知りたい…そうだ展示場に行こう!





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