稲田石 茨城県笠間市
まみうだ石材
6代目まみうだ石材・六代目からのメッセージ
稲田石とは
正式には稲田白御影石(いなだしろみかげ)とよばれます。 その名の通り、優白色が美しく石肌の美しさで最も視線を浴びる稲田みかげは、堅牢さも兼ね添えており、日本のみかげ石の代表として高級外柵として多く使用されています。
明治40年の丁場
明治40年頃の丁場
大正時代の丁場
大正時代の丁場
現在の丁場
現在の丁場

稲田石は6千年前に誕生した。
茨城県は笠間市に通称「石切山脈」と呼ばれる、東西約20km・南北10kmの広大な地域がある。その地下にはどれだけの深さまであるのか未だ解明されていない。石材として利用されるようになったのは江戸時代からで、本格的に採掘されたのは明治22年頃で、現在でも最新式の技術を取り入れ、採取量等は日本最大級の産地です。

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稲田石のあゆみ
稲田石は、私たちの身近な日本を代表する多くの歴史的建造物から現在の建造物や石碑に至るまで、多岐にわたって使用されています。 その一例を紹介します。
見覚えのある建物や石碑がいくつありますか?
日本銀行本館石材工事(昭和9年)
日本銀行本館の石材工事(昭和9年)
日本橋(明治40年)
日本橋(明治40年)
東京国立博物館内(表慶館)
東京国立博物館内(表慶館)明治44年
旧川崎銀行横浜支店
旧川崎銀行横浜支店
東京駅
東京駅(大正3年)
靖国神社
靖国神社
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伝統に欠かせない稲田石
明治神宮
明治神宮
増上寺
増上寺
成田山新勝寺
成田山新勝寺
笠間稲荷神社
笠間稲荷神社
笠間稲荷神社鳥居
笠間稲荷神社鳥居(高さ8m)
納骨堂
納骨堂
笠間稲荷神社鳥居
赤坂日枝神社鳥居
笠間稲荷神社鳥居
靖国神社手洗
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稲田石の特徴その1!
稲田石拡大 色調がきれいで 柄、組織が均一です 。
稲田石は白御影とよばれるようにその白さが特徴です。花崗岩はごま塩石とよばれることがあるように、主にい石英、長石、黒雲母の3つの鉱物により構成されています。稲田花崗岩の構成比は、石英が33.7%長石が62.4%黒雲母が3.8%その他が0.1%です。
  各鉱物の色調は石英がやや透明感のある薄い灰色で、長石が白色、黒雲母はその名のとおり黒色です。60%強を占める白色の長石が、稲田石の色調を決定づけています。花崗岩は、マグマが地下深部より地表5Kmから10Kmに貫入し、ゆっくりと冷え固まったものです。このため各鉱物がゆっくりと成長して、ほぼ同じ大きさの鉱物で構成される岩石が均一に出来き柄、組織が均一になります。

稲田石の特徴その2!
硬く新鮮です(つやがよく出る) 。
鉱物の硬さを知るのにドイツのモース(Mhos)が決めた硬度計があります。柔らかいものから順に、硬度1-滑石 硬度2-石膏硬度3-方解石 硬度4-蛍(ほたる)石 硬度5-りん灰石 硬度6-正長石 硬度7-石英(水晶) 硬度8-黄玉(トパーズ) 硬度9-鋼玉(コランダム・ルビー) 硬度10-ダイヤモンド と決められています。石材で言えば、大理石は主に硬度3の方解石(CaCo3)より成りますが、花崗岩は90%以上が石英、長石より構成されているため、大理石に比べはるかに硬いということが分かります。また、花崗岩が固まった時期が今から6千年前といえあれています。それからさらに隆起侵食が行われ、現在露出した姿になったと考えられています。これは他の国の石材、特に大陸に産する石材のほとんどが、億年単位の古い年代の岩石であるということからかんがえれば非常に新しい花崗岩といえます。従って時間の経過による劣化をさほど受けていないため鉱物同士の結合が強く、石の組織が締まっているので硬い石になります。そして、稲田石は、鉱物と鉱物の間に余計な鉱物が何もできていないため、新鮮です。

稲田石の特徴その3!
耐久性に優れています 。
稲田石の科学成分の分析表が、表1です。この表を見ればお分かりの通り、稲田石には珪酸分(Sio2)が77%も含まれています。方解石は酸(例えば硫酸)にあうと発砲して溶けてしまいますが珪酸には反応しません。従って稲田石は70%以上の珪酸分を含んでいるので酸(酸性雨)に強い性質を持っているといえます。
SiO2 TiO2 Al2O3 Fe2O3 FeO MnO
77.65 0.19 12.55 0.46 0.98 0.08
MgO CaO Na2O K2O P2O5 H2O
0.18 1.44 2.4 4.04 0.03 0.18
表1
表2(下記)および表3(下記)に稲田石の物理的な性質を示しています。
  これらの表でも明らかなように、稲田石は耐久性があることがお分かりいただけたと思います。 ●腐食率 炭酸ガスを飽和状態にした水に7週間侵食した後の体積の減少率 花崗岩の平均0.0188% ●耐震強度 ひっぱりに対する強度 ●耐屈強度 曲げに対する強度 ●研摩損量 光沢を出すための体積の減少量 ●砂風摩滅 サンドブラスト機で10.2cm離して石英砂を5分間吹き付けた時の穴の深さ 平均5.5m ●凍結率 十分に吸水させた資料を凍結、融解を交互に52回繰り返した後の体積の減少率を現したもの ●有孔率 岩石に含まれる気孔の体積率(吸水した岩石の重さ―乾燥した岩石の重さ)×比重÷体積で求める通常花崗岩では1%内外。
比重 吸水率
(%)
耐圧試験
破壊荷物 圧縮強度
2.64 0.26 150t 1500Kg/cm2
表2
炭酸ガス腐食率 耐震強度 耐屈強度 耐摩損量
0.0103 235.0t >24.413 0.9cc
表3
砂風摩減穴深さ 凍結率 有孔率
4.11mm 0.016 1.013%
表4
稲田石の特徴その4!
大量に採れ、消費地に近く搬出が容易である 。
稲田石と呼ばれる稲田花崗岩は、稲田付近を中心として東西に10Km、南北に5Kmにわたって広く分布しています。さらに標高200~300mのなだらかな山が多いため非常に採掘しやすい地形をしています。そのため、100年に渡る採掘を経た現在でもまだまだ採掘可能な量があります。
  また、現在露出している部分は様々な証拠から花崗岩体の上部付近であることが分かっています。たとえていえば海水に浮かぶ氷山の水面上の部分に当たるところで、まだ、地下数キロに渡って花崗岩が賦存していることが推定できます。様々な条件や歩留まりから考えても今後50年から100年に渡って石材を供給できる埋蔵量はあると考えています。
  稲田石のある笠間は、東京より100Km位の所にあり大消費地に近く、また鉄道や国道、常磐道など、鹿島港常陸那珂港などの交通の便に非常に恵まれています。
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稲田石の施工例
稲田石の墓1
吉本芸人塚 稲田石の墓3
稲田石の墓4 稲田石の墓5
稲田石の墓6 稲田石の墓7

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墓石のまみうだ石材


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